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続・妙高火山の文化史#5 販売中
Cultural History of the Volcanoes of Mt. Myoko-range 2-Vol. 5 on Sale
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続・妙高火山の文化史第5巻が、完成しました。エネルギッシュな小島正巳先生に敬服しています。妙高山(2,454 m)の山頂に立っておられます。
Cultural History of the Volcanoes of Mt. Myoko-range 2-Vol. 5 has been published. I always respect his energetic attitude. He is standing on the top of Mt. Myoko (2,454 m).
下は、赤倉温泉の昔懐かしい絵葉書の一部です。
This page below shows some old picture post cards of Akakura Onsen.
1部1,000円 (税込み)。お求めくださいませ。
It costs 1,000 yen (tax included). I want you to buy it.
お求めは、(有)志保屋書店で。
本体価格:1,000円。限定出版ですのでお早めにお求めくださいませ。
早津賢二先生の「続・妙高火山の文化史」ご紹介
<早津先生が所属しておられる地元の山の会の「掲示板」に.小島先生の新著 を紹介なさった文を引用させて頂きました。2014.01.23 (木) from His e-mail to Yoshy>
妙高市在住の小島正巳さんが、このたび、新著『続・妙高火山の文化史〈やま〉の考古遺物・人物・観光案内』を自費出版され た。B5判、48ページのオールカラー版である。題名からも 分かるように、本書は、前著『妙高火山の文化史〈やま〉の映像と現地探訪から』の続編である。
前著同様、写真や図が中心の図録のような体裁をとっており、説明文は最小限に留めてある。図が小さく、説明文も限られているため、本書だけでは、取り上げられてい る個々の事象について詳しく知ることは難しい。しかし、妙高とその周辺において、過去にくり広げられてきた様々な出来事の概略を手軽に知ることができるという点で、とても便利な本であるといえる。
また、多数の貴重な資料が収録されていることから、この地の文化史を深く研究してみようという人にとっても、研究のとっかかりを与えてくれる書にもなるであろう。個人的には、高田営林署員として初代高谷池ヒュッテの建設に貢献された小池義夫さん関係の資料と、建設当時のヒュッテの写真が興味深かった。ちなみに、小池さんは小島さんの義兄にあたる。上越地域の書店や妙高ビジターセンターなどで販売される予定という(1冊1,000円:本体価格)。
目次は以下の通りである。1.妙高火山における遺物・遺構,2.江戸時代,伊能測量隊が妙高山麓を歩く,3.森鴎外ー越後の旅『北游日乗』,4.昭和2年冬は雪に埋まる,5.赤倉観光ホテルの大倉喜七郎と雪上車,6.ホテルギャラリー・吉永小百合主演映画“泥だらけの純情”,7.重巡洋艦「妙高」を訪ねる,8.江戸時代における宝蔵院の風景,9.高田営林署小池義夫さんと妙高・火打へ,10.妙高「熊狩り異聞」と現在,11.妙高観光案内・絵葉書など。
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「続・妙高火山の文化史」紙上PR、「雪のまぼろし」英訳
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上越よみうり(1月27日(月))の誌面で、CEO、Mr. yasuが「妙高市では(有)志保屋書店で販売中」と書いて下さったお陰で、売り切れました。そこで、小島正巳先生宅へ伺い追加仕入してきました。
Thanks to that Mr. yasu who is CEO of The Joetsu Yomiuri Daily Newspaper Co, Ltd. noticed the introduction of “Culture of The Range of Mt. Myoko Part-2” on Monday, January 27th, they were sold out in our Shihoya Bookstore. So, Yoshy visited the author, Mr. Kojima to keep some more copies.
伺うたび、茶菓子が楽しみ:今回は、大杉屋惣兵衛菓子店の「天上大風」でした。餅米、砂糖、味噌、澱粉だけの素朴な甘さは、良寛さんのイメージによく合っています。
Whenever calling on him and his wife, they serve me famous confection with green tea. This time, “Tenjo Taihu: Big wind in the Sky” sold at a Japanese cake shop, Osugiya Sobei Co, Ltd. was offered to me. It is made from only sticky rice, sugar, miso-paste and starch. This kind of homely sweets fits Ryokan’s atmosphere: his warmth of personality, I think.
「続」の表紙に、西條八十(さいじょうやそ・1892-1970) 作詞の「雪のまぼろし」があります。当時の「雪とスキーとロマンス情緒」が良く分かります。以下途中まで、英訳はヨッシー。
You can see a precious poem written by the late Mr. Saijo Yaso (Lived: 1892-1970) on the cover page of the book; its title is “An Illusion in Snow”; in which, I’m sure, we could imagine “a romantic atmosphere of skiing on the snow” at that time. Yoshy tried to translate it into English on the way to the end.
妙高の雪のスロープ、
On the snow-slope in Myoko,
彼とわたしは並んで、そこから、
He and I were standing together on the top,
得意の弾丸直降を飛ばすのだった、
We used to schuss down from there.
彼は軽快な青いジャンパー、
He was wearing a brisk blue jumper
わたしは紅いベレー帽。
I was wearing a scarlet beret.
飛び出す瞬間、わたしは耳元に、
At the moment of starting schussing, I heard his words in my ear,
彼の熱した囁(ささや)きを聞いた、
I heard his passionate whisper; saying that …
“I love you!”
ハッとして見ると、彼はもう前方(さき)に、
The moment I got a start, he had been already far away,
もの凄い雪けむりを立てて滑ってゐた
He was sliding raising lots of snow dust.
その一言が聴きたさに、
Because I’d have liked to listen to his whisper,
二度も三度も同じスロープを並んで滑ったわたし、
I used to slide down the slope with him again and again.
<中略>
去って帰らぬ十八の乙女の冬の思ひ出!
That was my old memory in winter in my age of eighteen, which was gone forever!