新井有線放送、2008年4~9月分をUP!

新井有線放送「ヨッシーズ・イングリッシュ・コーナー」6年分を読書用に編集・更新中:

Yoshy is Updating “all the script Yoshy’s English Corner on the AUK-broadcasting” for your reading.

 

今回は18コラムをUP! その一部をご紹介:This time, “18 articles”: from #058 to #075 were uplorded! Let me introduce one of them, please.

 

 

073: 【「お化け」は英語で?】(2008年9月#1放送分より)

 

 

日本には「草木も眠る丑三つ時」(午前2時頃):in the dead of night、や「逢魔が時」(夕闇の頃):in the twilightなどの表現がありますが、欧米の幽霊たちの出勤時間は午前0時:midnight。一番鶏の声であの世へ戻ると考えられていて、日本の幽霊や亡霊より時間厳守です。

 

 

また、ShakespeareのHamletや、DickensのChristmas Carolなどでわかるように幽霊たちには足があり、生前の姿で現れ、特に幽霊だからといって、白い着物でないといけないということもありません。例の「うらめしや」の手つきもなし、です。

 

 

「うらめしや」は、 “I have not forgotten the wrong you did me.” 足がないのは日本の幽霊だけかもしれませんね。

 

 

もっとも日本の幽霊も、江戸中期の円山応挙という絵描きさんが、幽霊の足を描かずに、暈(ぼか)したところ、それが広まって足がなくなったと言われていますから、もともとはあったのかも知れません。

 

 

さて、ghostは、「幽霊」、「亡霊」に割と近い英語です。でも「ゲゲゲのキタロウ」のキャラクターとか、日本の「お化け」の当たる、好奇心とhumor を誘う単語を探してみましたが、ぴったりくる英語がありません。文化背景が違いますから当然ですね。

 

 

アメリカでのHalloweenの時、子供たちがbed sheetを被ってBoo! と脅かすspook やspooky が一番近い気がしていますが、いかがでしょう?

 

掲載済み記事は、You can read the article already put on Yoshy’s Site:HERE:ここをクリックなさってください。