新井有線放送、2009年10月分をUP!

新井有線放送「ヨッシーズ・イングリッシュ・コーナー」 6年分 (2007.04-2013.03) を読書用に編集・更新中:

Yoshy is Updating “all the script Yoshy’s English Corner on the AUK-broadcasting” for your reading.

 

今回は、2009年10月分、4コラムをUP! その一部をご紹介:This time, “4 articles” were uplorded!: From #117 to #120 from 2009.10. Let me introduce one of them, please.

 

 

118:【TOEICとTOEFL】

 

時々、「TOEICと TOEFLって違うんですか? どっちも英語力を調べる試験ですよねぇ。」というご質問をいただきます。実は、この2つ、まったく違います。

 

 

TOEIC (トーイック)は、Test of English for International Communication「国際的に通じる英語の試験」が直訳です。英語運用力working knowledge of Englishを調べるための試験です。それも、一般社会人としての英語力を見るためのものです。なので、スラングや学生英語ではなく、文法力に裏打ちされた、敬語などを含む「きちんとした英語」が使えるかどうかをチェックします。だから口語ではこの言い方も使うんだけど、正確には×というようなものは、当然、×になります。

 

 

社会人としての英語ということは、「え~、だからぁ、~だしぃ」のような英語は×ということ。文法力が決め手となります。それで、会社に入るとき、望ましい英語力としてはTOEICの点数ということになるわけですね。

 

 

ただ最近はTOEICで800点以上取った人でも、会社側では期待していたのに、英会話があやしい新入社員が目立つようになり、実用英検準1級以上が履歴書にあった方が、会社としては安心するようになってきています。TOEICには「面接試験」が必須ではありませんが、実用英検3級以上には「面接試験」があるからです。私のLLシホヤ新井教室では、「実用英検コース」が「5級クラス~準1級クラス」までございます。お気軽にお問い合わせください。

 

 

さて、TOEFL (トーフル)は、Test of English as a Foreign Language「外国語としての英語の試験」が直訳です。これは英語を母国語としない人たちが、アメリカやカナダの大学・大学院などの高等教育機関に「正規留学」regular studying abroadするために受ける試験です。

 

 

つまり、外国人留学生:foreign students studying abroad が大学の授業についていけるかどうか、高校までの授業内容を英語で理解できているかどうかをチェックする試験です。そこで、数学math、歴史history、生物biology、芸術art、政治、経済politics and economics, etc.と、とっても広範囲の知識が問われます。

 

 

ときどき「語学留学するんですけど、必要ですよね」という人もいますが、まったく必要なし、です。語学留学って名前は留学ですけれど、ちゃんと単位が取れるわけじゃないし、はっきりいって半分遊び気分の方がほとんど。きちんと正規留学するわけじゃないんですからね。帰ってきても、それだけでは英語力増強にはほとんどプラスにもならないのが一般的。きついこと言っちゃったかな?それから、「誰でも入ることのできる大学」というのもあるんです。人種も学歴も年齢も問いません。これに行くだけでも、ま、語学留学ですからね。

 

 

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